神奈川県横浜市泉区にある工務店|新築・リフォーム・耐震診断など家に関することならなんでもご相談ください。
順調ですけど大混乱
上矢部の新築工事も変わらず順調に進捗しております。
外装サイディング工事も完了し外部は雨樋を吊る作業を残すのみとなりました。近々足場の
解体を予定しています。
内部も大工さんが本当にがんばってくれて2Fは完了。勾配天井の造作も終わり和室の造作に入っております。
工事の順調なのはたいへん喜ばしいのですが、今大きな問題となってきている新型コロナウイルスが大きく建築業界にも
波及してきました。私も小さな息子がいる立場なので注意をし、また皆様も大変なご不安を抱かれて日々ニュースを確認されている事と存じます。
第一報が建材問屋経由で届いたので2月の10日。TOTO製トイレ受注停止!マジっすか!!!
翌日からはLIXIL パナソニックと立て続けにリリースされました。
これが現時点の状況を纏めたものです。水回りはほぼダメですね。特に食洗器やレンジフードなどの機器類が出荷停止状態。
建材関係も建具やハンドルなどの部品がなく出荷未定 納期未定。。。
政府の対応がどうとか、船の対応がなど難しいことはわたくしにはわかりませんが、日々伝えられるイベント中止や自粛要請などをみていると
これからもっと影響が出るでしょうし、お客様の心理としても購買意欲の低下はあると思いますし私でもそう考えてしまいます。
誰のせいという事ではなく、1月からコロナウイルスというのが、中国で発生してるんだなという正直他人事に見ていた私ですが、一月後にトイレが、キッチンが、建具が出荷停止になるとは
全く想像していませんでした。
建築業界に限らず、観光も飲食も日本の経済に多大なる被害と混乱が発生しています。
ただ、こういった時期であるからこそ、お施主様とコミュニケーションをしっかりととって、代替品としなければいけないようであれば事情 状況を
ご説明しご不安を最小限にするよう努める必要があります。お引渡しの納期もありますし、お建て替えなら仮住まいの事情も考慮する必要があります。
自分たちに出来る事をだだやるしかない。
幸いにして現在の工事についてはこういった状況発表となる事前に発注を掛けていたので今のところ混乱はありません。が想定外も心がけておかなくてはなりません。
ただし、収束の目途が立たない事にはまた、建材手配が出来ないのであれば我々としても今後の仕事に影響がでます。他社さんも特に
水回り専門でやられている会社さんは本当に今大変だと思います。他を心配する立場ではないですが、是非、行政には機器類未納でも完了検査、建築評価が実施出来る等
平時とは違う対応を柔軟にとっていただけるよう切に願います。そうでないと引渡し時期の3月は補助金の申請など大混乱になります。
本当に心の底からコロナウイルスの収束の兆しが発表される事を祈るしか今はないですね。
少し暗くなり過ぎました。次回はもっと明るいブログを書こうと思います。